緋弾のアリア (7) 火と風の円舞 キャスリング・ターン
緋弾のアリア (7) 火と風の円舞 キャスリング・ターン (MF文庫J)
- 作者: 赤松中学,こぶいち
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/08/25
- メディア: 文庫
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~あらすじ~
東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵―通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジは、戦闘不能におちいったレキを京都に残し、東京への帰路についていた。アリアとの仲も修復できていない…そんな状態の中、再び『万武』の魔の手が迫り―。理子の座席に仕掛けられた『加速爆弾』によって暴走特急と化した列車を舞台に、アリアとキンジの超高速リベンジバトルが始まる。そして舞い降りる、一陣の風―。大スケールアクション&ラブコメディー第7弾。
表紙これ、はいてない(確信)
いやー今回も超絶展開で熱いですね!
今回は新幹線ジャック。超速で走る新幹線のうえで繰り広げられるとんでもないバトルは「こまけぇこたぁいいんだよ!」スタイルでガンガン突き進みます。
アクション映画を見ているような描写で、迫力のあるバトルだったかなと思います。
前回から引き続き、いわゆる『レキ回』でしたが、レキはますます魅力的になっていきますね。あの『ロボット・レキ』が、キンジとの邂逅でその心に少しずつ変化を起こしていく......。最後にはあんな表情、あんなセリフですよ。萌えの塊。
それだけでなく、僕のお気に入りシーンは『狙撃の詩』のところだったりします。レキの心情の変化がわかりやすく表れていて、グサッと突き刺さりました。ここは燃えですねw
そんなレキを加えて、ついにチーム『バスカービル』が始動。個性的すぎるメンツで、今後の暴れっぷりに期待できそうです。5人で撮った最後の写真というところに引っ掛かりを覚えますが、大丈夫かな。
ラストは、表紙を飾るジャンヌが大物っぽく登場。この引きは少年漫画で章が変わるときみたいな雰囲気ですね。新章突入でしょうか。ここからさらに大きな動きがありそうです。