孤独なカラスのラノベ備忘録

勝手気ままにラノベの感想を書き連ねるだけのブログです。

未来/珈琲 彼女の恋。2

 

未来/珈琲 彼女の恋。2 (GA文庫)

未来/珈琲 彼女の恋。2 (GA文庫)

 

 ゴーヤ......オリョール......ウッ頭が......

今回も素晴らしかったです!いやー、1巻終了時で「2巻大丈夫なのか?」とちょっぴり不安に思ったりもしましたが完全に杞憂でしたね、よかったと思います。

今回は『過去』の解決。家族みんなで、遼太郎が父親に感じていたわだかまりの解消を目指します。

僕が思うこの作品ならではの魅力は『親と子が同じ目線でぶつかり合い、成長していく』だと思っていますが、今回もその魅力が存分に発揮されていたように思います。

雪音も鈴音もいい子すぎよ。お父さんのためにひたむきに頑張る姉妹......良い。

新しい家族の時音も可愛い。とんでもない能力を持ってやってきました。

まあちょっと強引な能力な気もしますが、これは避けようがないしどうしようもないですね。可愛いは正義。正義の前には多少の無理は許されます。

個人的に感じたマイナス点を挙げさせてもらえば、前回に比べ、タイムトラベルの目的が重くないので危機感は多少薄れたかもしれません。あと、家族がテーマなのに母親が遼太郎の母親があまり話に関わってこないのも少し心残りです。

物語の性質的に、いろいろな制約が多くてお話を展開させるのが難しそうな印象を受けました。頑張ってほしいですね......!

ということで、今回も非常に面白かったです!次回にも期待!