孤独なカラスのラノベ備忘録

勝手気ままにラノベの感想を書き連ねるだけのブログです。

六畳間の侵略者!?11

 

六畳間の侵略者!? 11 (HJ文庫)

六畳間の侵略者!? 11 (HJ文庫)

 

 らぶ・いず・おーる!

ハンカチが手放せない!最高!

孝太郎のトラウマと早苗消失事件を並行して描きつつ、六畳間に生きる少女たちの絆を確かめる今回。

友情、絆、信頼。テーマが美しいから、そこに描き出される少女たちも美しい。

10巻かけて固めてきた土台が非常に安定していて、物語も軌道に乗った感じです。

1人のためにみんなががんばるって、なんか、すごくいい。

本体に戻った早苗が視た六畳間メンバーの霊気がそこにある絆を物語っていますよね。

早苗は幽霊から霊能力者にランクアップ!髪も伸びて大人っぽくなったぞ!

中身はいつもの早苗で安心です。

こういう外見の変化や心情の変化といった、飽きさせない工夫が非常に多く盛り込まれていて、このシリーズはマンネリという言葉を知りませんね。

そして張り巡らされる伏線の数々。

今度は神様が出てきたぞ(笑)

次回は、何気に一番の成長率を誇るゆりかのお話かな。楽しみ!