孤独なカラスのラノベ備忘録

勝手気ままにラノベの感想を書き連ねるだけのブログです。

世界の終わりの世界録<アンコール>3 熾天の女神

 

 ~あらすじ~

伝説の英勇エルラインが遺した至宝「世界録<アンコール>」。その在り処を世界中の国や旅団が探し求める時代――レンたち「再来の騎士」は竜帝カルラとの激闘を経て、世界録の在り処を推し当てる。“その地"の封印を解除するため、一行は天界を総べる女神レスフレーゼの下へ旅立つ。時同じく、世界最大の旅団「王立七十二階位特務騎士団<エルメキア・ダスク>」が、天界への侵略を画策。さらに聖女エリエスや剣聖シオンたち実力者は、得体の知れぬ不穏な脅威との遭遇を予見する。「強くなるさ。……これ以上、守ってもらう立場で
いたくない」。その決意は世界を震わす狂詩曲の一片となり、偽英勇を歴史上にたった一人の存在へと昇華させる――いま、最も王道を行くファンタジー、覚醒の第3弾!

 

 

主人公プチ覚醒回!素晴らしいですね。

内容。天界で女神(かわいい)に会い、地上に戻って聖女(かわいい)に会います。そして襲いかかる五代災や謎の発行体を四大精霊(かわいい)と協力して撃退する、という感じでしょうか。

この作品の『直球ファンタジー感』は最大の魅力かなと思います。秘境探検とかロマンに溢れていてワクワクしますよね。

今回は天界編ということで、フィア先輩にスポットが当たっています。

一応天使なんだからそこはおしとやかに弓矢使っといたほうが、ほらイメージ的にも......いやなんでもありません!キャーこぶし1つで戦う先輩かっこいいー!

三大姫はバランスが取れていますよねー、実年齢は置いといてお姉さんキャラのフィア先輩、実年齢は置いといて同年代キャラのキリシェ、実年齢(ry 年下キャラのエリーゼ。どんな需要にも対応できるスタイル!

レンもいい主人公です。今はまだ彼女たち三大姫の足元にも及ばないけど、それでも旅団に誘ってくれた期待に応えたいと必死に努力する姿が最高に熱くて、まだ自分は弱いんだ、と感じるその悔しさが少年をまた一つ強くしたんだなぁと思うと心から泣けます......。

「ああ、大丈夫だよ......もう迷わない」というセリフが印象的でした。

あとがきの予告を見ると次回はさらに盛り上がるようで、今回がこれだけよかったので期待しちゃいますね。

精霊に愛された少年の冒険譚は、今後どのように紡がれていくのでしょうか。