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孤独なカラスのラノベ備忘録

勝手気ままにラノベの感想を書き連ねるだけのブログです。

我がヒーローのための絶対悪

 

我がヒーローのための絶対悪 (ガガガ文庫)
 

 ~あらすじ~

正義と悪に彩られた青春ヒーローピカレスク

日本のどこかにある地方都市、月杜市。どこにでもある規模のその街には1つだけ、他の街とは違っているところがある。それは1人のヒーローが街を守っているというところだ。

普段は女子高生として生活している少女・ミア。彼女は悪の組織『禍嶽社リヴァイアサン』の怪人が街の平和を乱すとき、ヒーローに変身し日夜戦うのであった。そんなミアのヒーロー活動を見守る幼馴染の少年・武尊。なんの取り柄もない平凡な高校生である彼だが、武尊にはある秘密があった――それは、彼こそが禍嶽社リヴァイアサンの総帥・ヘルヴェノム卿なのである。武尊の目的。それはガイムーンとして生きる宿命を背負わされ、悪と戦わないと生きられないミアのために、宿敵として立ちはだかり続けることだった。

悪の首領とヒーローの関係は2人をどんな運命へと導くのか。

最愛の者を守るため、最愛の者と戦い続ける、正義と悪に彩られた青春ヒーローピカレスクロマンここに誕生!

イラストを担当するのは、「艦隊これくしょん -艦これ-」の敵艦デザインや「レーシングミク 2014 ver.」公式イラストを手がける実力派イラストレーター、おぐち。

 

 

ああもう本当に幼馴染って報われないよな!なんでだよ(血涙)

いやいや素晴らしい。

ミアを『正義』の呪縛から解放するために、自ら『絶対悪』、倒すべき敵として相対する武尊。

「心が悲しみで濡れたとき、正義で照らす白き月光ッ――悪の天敵ガイムーン、ここに見参ッ!」

「我が名は禍嶽社リヴァイアサン総帥、ヘルヴェノム卿――我は忘れぬ。我は許さぬ。我の来るのを震えて待て」

名乗り上げですよ名乗り上げ!かっけえええ!

こんなバトル熱いに決まってるんですよ。最高。

しかしそれだけでは終わらない。

このバトルは熱さだけでなく、切なさも内包しています。

お互い大切に思っている二人なのに戦わなくてはいけないこのやりきれなさ。

平穏なデートから一転、あんなことになるなんて。この落差がまた、そのあとの展開を引き立てています。

二人が背負う、あまりにも重すぎる宿命に胸を熱くさせられるとともに、切なすぎて泣けてきました......

「痛いよ、タケちゃん」

......あのシーンで泣いたの絶対俺だけじゃないはず。信じてる。

僕的にはミアも良いですが花音も捨てがたいです。

花音だけがヘルヴェノム卿の素顔を知っているって構図が大好き。

普段は絶対悪の仮面を被っているけど、花音の前なら年相応の弱弱しさを見せても構わない、みたいな。ああ良い!

ミアに負けない素晴らしいヒロインになると確信しているので、ぜひ続刊を!本当に!お願いします!