孤独なカラスのラノベ備忘録

勝手気ままにラノベの感想を書き連ねるだけのブログです。

六畳間の侵略者!? 14

 

六畳間の侵略者!? 14 (HJ文庫)

六畳間の侵略者!? 14 (HJ文庫)

 

 表紙の大家さん可愛い!

短い期間にシリーズをまとめて読むと、イラストレーターさんの進化がよくわかりますよね。どんどん可愛くなってます!

今回は短編3つ。要約すると、

『大家さんが陥落し、ダイエットに失敗する話』

『ゆりかの遺体を回収する話』

『エルファリアとの出会いの話』

ですかね。だいたいあってる。

1.『大家さんが陥落し、ダイエットに失敗する話』

大家さんは六畳間の女の子たちを一歩引いたところから眺めてるーみたいな、結婚式で友人代表としてスピーチしてそうだなーという印象がありましたが(失礼)、まさかの『孝太郎争奪大戦争』参戦!おまえも落ちたか......

アルゥナイアの存在も認知され、今後は今まで以上に話に関わってきそうで楽しみです。

2.『ゆりかの遺体を回収する話』

ネタキャラ、オチ担当としてのゆりかは他の追随を許さないです。正直この手の話ならゆりか無双といっても過言ではない(失礼)

いやーいいですよねゆりか。3回結婚してもおつりが来る(孝太郎談)らしいですよ?ゆりかのターンも近いぞ。ゆりかふぁいおー!

3.『エルファリアとの出会いの話』

前回の話で登場した戦艦『青騎士』絡みで気になっていた20年前のお話。

考古学者エルとの出会い。この過去への旅、幼女に出会ってばっかりじゃね?

この出会いがエルファリアが皇帝になる決意を固めるきっかけになるんですね。

現実に戻ってきてエルファリアのラストシーンでの一言、「私は今でも――大好きです」が心に響いたなぁ......お菓子に思わせての孝太郎、ってことですよね。

まだまだ若いぞエルファリアさんじゅうななさい!

そして過去編となると何かと出番の多いクラン。ちょっとずるいw

クランと孝太郎“相棒”感が好きです。からかわれて赤くなるクランちゃん最高。

 

ということで。登場回数がまだ少ない真希のフォローがきっちりされていたり、短編の中でも伏線を活かしてきたと、さすがのクオリティでした!